ARKのサーバーをAWSで立てる (1)料金・メリット・デメリット

ark

No. 内容
1 これ→ 料金・メリット・デメリットなど
2 EC2インスタンス作成
3 サーバー設定
4 ゲーム内パラメータ・Mod設定

4つの記事に分けてArkのサーバー構築の手順を追っていきます。

この記事ではAWS導入の検討のために参考となる情報を記載します。

免責事項

AWSの利用には料金が発生します。本記事の情報により発生した不都合については責任を負いかねますのでご注意ください。

料金について

  • 料金は大体サーバースペックとインスタンス(サーバー)を起動している時間で決まります
  • 少人数(2~4人)で遊ぶ場合t2.largeインスタンスを使用します。利用料金は月額¥0 ~ 約¥10000です。(もっと人数いけるかも)
  • 大人数で遊ぶ場合はスペックの高いインスタンスが必要なのでもっとかかります・・!

    • xt2.largeで¥20000くらいかなぁ、試していないのでわかりません・・
  • またEC2のストレージであるEBSの利用料金が発生します。(SSD使用料)

    • これは月額3$以下程度になると思います。
    • サーバーを終了させデータ削除する場合にはこいつも削除してください。

必要なもの

  • ターミナル(黒い画面)の操作にある程度慣れている、または諦めない心
  • EC2利用料金
  • AWS、Linux、ネットワークに関する基礎知識

    • あったらよいですが、僕もそんなにないので大丈夫です!(ただし、セキュリティ設定は慎重に)

想定しているプレイスタイル

  1. 平日夜、または週末のみサーバーを起動し、皆で遊ぶスタイル。稼働時間が少ないため料金を抑えられます。(目安:2000円前後)
  2. 24H稼働させるスタイル。コストがかかりますが、皆からカンパしてもらう、またはお金持ちの方向け・・

AWSのよいところ

  • 日本のサーバーを利用できるため圧倒的にラグが少ない
  • スペックも余裕があり快適
  • (ローカルサーバーと比較して)自分が外出中のときも利用可能で、リモートで管理できる

AWSのよくないところ

  • レンタルサーバーやローカルなどと比較すると、とにかくコストがかかる

    • 24hつけっぱにすると最小構成(t2.large)でも月約1万円の料金が発生します
    • 課金は1時間単位で、インスタンスを起動している分だけ料金が発生します
    • 遊ぶ時間だけ起動という使い方をすれば、月1000~2000円くらいのコストになります
  • 自分でサーバー設定を行うためかなり面倒。

    • バックアップなども(自分で用意しないと)保障されない。
  • つけっぱなしではかなりコストがかかる。安く抑えるにはこまめなオンオフが必要。

レンタルサーバー(Nitrado)を使ってみて比較

Nitradoはゲーム用サーバーに特化したレンタルサーバーサービスです。 とにかく安価なのが特徴で、30日、同時接続10名までで¥1220です。 しかもパラメータ設定、Mod導入もWeb画面からできるのでかなり楽ちんです。

コストや準備の手間を考えると圧倒的にこちらのほうがよいのですが、結局僕はAWSにしました。 理由はサーバーの距離によるラグです。

AWSは日本リージョンだと80ms、Nitoradoはシンガポールやロサンゼルスなので300msくらいになります。

対人やらないなら気にならないだろうと思っていたのですが、 倉庫へのアクセスなどかなりの頻度にサーバー通信で一瞬待ったり、逃げている恐竜を殴っても当たらないことがあったりで、意外とストレスでした。。


Written by@macaron
ゲームが好きなWebエンジニアのBlogです。